エラーを解除したとたんに大量の印刷物が印刷されたことはありませんか?

ネットワークプリンタがエラー停止中の場合、多くの場合、印刷した本人はエラーに気づかず、そのまま印刷をあきらめるか、他のプリンタに印刷します。本人はそのプリンタに印刷したことも忘れているかと思います。この場合、プリントジョブはプリントサーバのキューにたまったままで、エラーが解消された時点で印刷されてしまいます。多くの場合、これらの印刷物は廃棄処分となります。紙資源の無駄であるだけでなく、個人情報、機密情報が含まれている場合が有ります。このような問題を解決するのが COSY スプールクリーナーです。自動的にプリンタの状態を検知し、紙切れ、紙詰まり、トナー切れを検知し、検知から一定時間経過後、キューに溜まっているプリントジョブを消してしまいます。

スプールクリーナー

スプールクリーナーをプリントサーバに入れておくことにより、プリンタが稼働できない状態になると自動的にジョブを削除しますので、意図しない印刷を防ぐことができます。

スプールクリーナーは、次の2つのモードのいずれかが選択できます。

  • 定期的にキューを監視してエラーが発生するとキュー内のジョブをすべて削除

    キューを監視間隔を例えば「1分毎」「5分毎」などのように設定します。
    監視間隔中にエラーを検出すると、キュー内のジョブを削除(キャンセル)します。
    例: 毎時5分に監視してジョブ削除を実行( 1時5分, 1時10分, 1時15分….に実行)

  • スケジューリングして監視

    例えば夜中12時にスプール・クリーナーを起動するように設定した場合、
    12時にスプール・クリーナーが起動して監視するキューにエラーが発生していないかどうかを
    チェックします。エラーが発生している場合、キューの内のジョブを削除します。