エプソンのスマートチャージの利点としては固定月額費用を支払うことにより、初期費用をかけずに機器を導入できるところにあります。この月額費用には一定数のカラー及びモノクロの印刷枚数が含まれています。これを超える場合は従量制で1枚あたりそれぞれ、カラー、モノクロの単価が設定されています。

1台だけスマートチャージ機を導入するだけなら良いのですが、複数台導入したり、他社の複合機や単機能レーザープリンタが導入されている場合は賢くマネジメントしなければスマートチャージの良さも出てきません。イメージとしては以下のグラフのようになります。

スマートチャージ機を複数台導入する場合smartcharge

複数台導入した場合、部署の特性により、総印刷枚数、カラー、モノクロの使用枚数比が大きく異る場合があります。

基本料金は機械1台ごとに設定されているため、その1台で超過した分は従量課金として、追加で徴収される仕組みになっています。他の機械では基本料金に含まれる枠に余裕があるにもかかわらず追加で徴収されることになります。このような事態を防ぐため、賢くPaperCut MFのようなプリント管理ツールを使って制御して行くことがコスト削減に於いて重要になってきます。