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Chrome Bookから印刷する場合も複合機やプリンタで認証印刷をしたい。

Chrome Bookから印刷するには大きく分けて3つの方法があります。

  1. Google Cloud Print(GCL)を使い、GCLに対応したプリンタから出力する
  2. 社内のPCでプリンタを共有し、代表してCloud Printからの印刷ジョブを受ける
  3. サードパーティーの印刷ソリューションを使う

1.2の方法で印刷する場合、認証プリントに於いて以下のような問題点があります。

1の場合、そもそも、Google Cloud Printに対応したプリンタからでなければ印刷できません。事務所で使っている高速プリンタや複合機が必ずしも対応しているとは限りません。また、認証印刷まで含めて対応している機種は皆無です。

2の場合、いったん、社内PCをプリントサーバと見立てて、GCLから印刷ジョブを受け取ります。ここから、ICカード認証に対応しているプリンタに出力しても、常に印刷のオーナー情報はAdministratorになってしまい、誰が印刷した。という情報はプリンタ側で取得することができません。誰が、というID情報が無ければ、認証印刷そのものが成り立ちません。

 富士ゼロックス ApeosPort VIの場合

ApeosPort VIの場合、通常、ICカード認証印刷を行う場合、内部認証という仕組みを使います。MFD側でユーザーID情報を持っており、それと紐付いたICカード情報を機械内部、もしくは機械と連携した認証サーバに持っています。機械に接続されたICカードリーダにより読み取ったID情報を内部で持っている情報と比較することにより、認証を行っています。

手順としては、PCにて印刷指示→MFDのICカードにカードをかざす->印刷するジョブを選んで印刷実行。

各ユーザーが印刷したプリントジョブはMFD機械内部にいったん保管され、ICカードがかざされて、初めて印刷できるようになります。つまり、機械内部で印刷ジョブのオーナー情報を把握しており、それに紐付いたICカード番号を検出すれば、それを元にジョブを特定し、印刷を実行します。

この場合、Windows10クライアントからの印刷の場合は、プリントサーバ経由、直接IP印刷にかかわらず、クライアントにログイン中のIDがプリントジョブのオーナー情報として、プリンタに引き渡されます。ところが、Google Chrome Bookからの印刷の場合、ジョブオーナー情報はすべてプリントサーバーのAdministratorとなってしまい、いくら個人のカードをかざしても、何も表示されないことになります。つまり、この仕組みでは認証印刷ができないことになります。

PaperCut MFで解決

PaperCut MFを使えば、プリントジョブはプリントサーバ側で一旦停止されるため、ネットワークカードリーダやcPadを使うことにより、ICカード認証後、プリントサーバからプリンタにジョブが送られるため、ICカードでの認証が可能となります。プリントサーバ側では、誰が印刷したかというジョブオーナー情報を持っており、ICカードがかざされると、そのID番号情報に紐付いたサーバで待機中のプリントジョブと紐つけ、当該ジョブをプリンタに送り込んでいきます。